Whois情報とは？ドメイン名の所有者情報を知る方法

whois情報とは？

インターネット上でドメイン名を所有する人物や
組織の情報を公開しているデータベースのことです。

ドメイン名の所有者の名前、住所、電話番号、メールアドレス、
ドメイン名の有効期限などが含まれます。

ドメイン名の情報が公開されている理由

ドメイン名を誰が所有しているかを明確にするために
所有者や管理者を公開情報として提供する必要があります。

Whois情報は、一般的にはWeb上で公開されていますが、
一部のドメインは非公開にすることができます。

これは、個人情報保護のために特に有用であり、
ドメイン名所有者がスパムやハッキング攻撃の標的に
なることを防ぐことができます。

Whois情報の利用方法

whoisで公開されている情報

whoisで公開されている情報には以下のようなものがあります。

・ドメイン名の情報
→ドメイン名
→ドメインの作成日、更新日、有効期限などの日付情報
→ドメイン名サーバーの情報

・ドメインの所有者情報
→会社名や個人名
→住所
→電話番号
→メールアドレス

・ドメインの管理者情報
→会社名や個人名
→住所
→電話番号
→メールアドレス

・ドメインの技術者情報
→会社名や個人名
→住所
→電話番号
→メールアドレス

・ドメインの登録情報
→ドメイン名の登録業者名
→登録業者の住所、電話番号、メールアドレスなど

whois情報の調べ方３つ

①ドメインを登録しているサイトで確認する
ドメインを登録しているサイトで、whois情報を確認することができます。
また情報を修正することも可能です。

②JPRS WHOIS
.jp/.co.jp/.or.jpなどを一括で検索することができます。

③WHOIS検索 | ドメインの所有者情報を簡単検索 | すぐに使える便利なWEBツール | Tech-Unlimited
日本語に対応しているので使いやすいのが特徴です。
IPアドレスでも検索することができます。

Whois情報の注意点

情報が正確かどうか
ドメイン名の登録時に提供された情報を基にしているため
所有者情報が古くなっていたり、間違っている場合があります。
情報を利用する場合には、確認のために複数の情報源を参照することが望ましいです。
また、情報を管理する側は、正確な情報の更新が必要です。

不正な目的で利用されることがある
Whois情報は、ドメイン名の所有者情報などを調べるためのものです。
そのため、不正な目的で情報を利用することは禁止されています。
例）
スパムメールの送信
個人情報の収集

Whois情報のプライバシー保護について

ドメイン名の所有者情報など個人情報が含まれています。
そのため、個人情報保護の観点から、ドメインの管理会社の情報を
代理で公開することができるサービスがあります。

これは、ドメイン契約時の「whois情報公開代行サービス」と呼ばれます。
個人情報の流出が不安な方は申し込みをすると安心して
サイト運営をすることができます。

まとめ

whoisは、ドメイン名を誰が所有しているかを確認することができます。
ドメインを使用するためには、ドメインの所有者や管理者を
公開情報として提供する必要があります。

ですが、個人情報が公開されるため
スパムメールや不正利用される可能性も
ゼロではありません。

ドメイン登録サイトでオプションとしてつけることができる
「whois情報公開代行」を利用することで
個人情報を非公開にすることができます。

そのようなサービスを使いながら
安心してサイト運営をしていきたいですね！